岡山駅構内
『W-KEYAKIZAKAの詩』を聴きながら、この文章を書いています。
前回の記事より、だいぶ間が開いてしまいました。頑張ろう。
前回の続きはあることにはあるのですが、それはまた後日。今回は別の体験を。
岡山の倉敷に1泊2日で旅行に行きました。
1日目は大阪駅から新快速で姫路へ。姫路からは姫新線を使い津山まで。津山を散策し、その後は津山線で岡山へ。そして倉敷へ。
倉敷での1日目は美観地区を散歩。笹の葉が揺れる音、美しい街並み、そして小川の近くで飲むサイダー。暑い日でしたが身体に向かって爽やかな風が吹きました。夜になると白壁の街並みは橙色や白色の明かりで照らされ別の景色を見せてくれました。夜の倉敷館や旧・中国銀行倉敷本町出張所は特に印象に残っています。夕食は雰囲気の良いイタリアンのお店でパスタと赤ワインを。倉敷アイビースクエアに宿泊し1日目は終了。
そして2日目。朝食はカフェでパンとアールグレイティーをいただきました。
その後は大原美術館へ。絵画に関しては全くの素人ですが、それでもモネやエル・グレコの絵を観ると、「何か」を感じさせてくれました。お昼ごはんは卵かけご飯を。黄ニラ醤油を溶いた卵にいれて、温かい白米にそれをかけて食べた時、幸せでした。
そして岡山駅へ。
岡山駅で思いました。
「おっぱいが見たい……」
ということでスマートフォンでいろいろと検索。この時点での第一候補はヘルスでした。店舗型の。でも、ヘルスは最低でも7000円くらいします。この金額を出せない事はなかったのですが、とりあえず候補から外します。
岡山から大阪への道中には、福原や三宮、尼崎、梅田。大阪から地元に帰るまでも天王寺や日本橋。それこそ、かんなみ新地とか松島新地とか飛田新地とか、すごい数のそういう「お店」があります。
今回は、あくまでも「おっぱいが見たい」という事でした。あと触りたい。達する事は目的ではありません。そうなるとヘルスやソープランド、ピンクサロンなどなどは除外されます。もちろん新地も。
で、ここで候補に上がったのが「セクキャバ」です。別名「おっぱいパブ」。略して「おっパブ」。(以下おっパブ)
おっパブという存在があるのは知っていましたが、行こうかなとは思いませんでした。
それまで自分の中で風俗というのは「達しに行く所」という気持ちがあったんですね。自分の中で「達しに行くぞ!」。そういう強いメンタルで臨む所。強いメンタルを持つことによって初めて風俗行った時とか福原行った時とかM性感行った時とか特に問題なく達する事ができたんです。
しかしおっパブは「達する所」ではありません(多分)。あくまでもおっぱいを堪能するところ。体験談とか見てると「我が愚息が暴発しました」とかありますが自分としては「少し違うのでは」という思いがあったんです。
でも「おっぱいが見たくて、そういう行為がない所」となると、おっパブくらいしかなかったんです。
というわけで、おっパブの店を検索します。
岡山駅であごだしとか、とうふちくわとかきび団子とか買って姫路行きの列車に乗り込んで東岡山駅くらいから調べ始めました。
姫路に着いた時。「三宮の店でいいか」となっていました。「途中で通るから」という理由です。
スマートフォンで調べて目星を付けます。2店舗。そして1つの店が割引をしていました。なんと平日半額(この日は平日)。なんと5千円を切っています。樋口一葉さんを出してもお釣りが帰ってきます。素晴らしい。そして体験談を見ても高評価なので、このお店に決めました。
鷹取新長田兵庫……と新快速は快調に飛ばしていきます。そして兵庫の中心都市、三宮に到着しました。
お土産を持ってて流石にこの状態で行くわけには行かないのでコインロッカーにお土産を入れます。
身軽になりました。いざ。
自分は旅行が大好きで、昔から1人でいろんな所に行っていたおかげか割りと迷わずスイスイ目的地へ行けます。そして手元にはスマートフォン。Google mapを起動すれば鬼に金棒……となるのですが、こういうお店は、だいたいどれも目立たない場所にあります。当然といえば当然なのですが。
福原では、「お店」しかないので探しやすいといえば探しやすいです(個人の感想)(というより1回しか行ったことがない)。
しかし、ここは三宮。西日本でも有数の繁華街。「木の葉を隠すなら森の中」とも言いますが、まさにそれ。居酒屋なのかバーなのか「お店」なのか、分からない。
というわけで何分かくらい探す事に。
無事、見つかりました。駅から近い。そして通りに面している。これは入りづらい。何回も、こういう「お店」は利用しているはずなのに、やっぱりドキドキしてしまう。上級者はスッと入るのでしょうね。自分は、こういう初初しい気持ちを忘れないでいようと思います。
お店に行くまでには階段がありました。エレベーターがあったのですが、別の人が利用したので階段を使おうと。
急。これまでに行った「お店」のほとんどが階段が急でした。なぜなんでしょう。段差も結構ある。太ももが鍛えられる気がします。太ももを鍛えると男性機能が上がるそうですね。
登りきるとボーイさんが。「いらっしゃいませ!!」
始まりです。